D.の記録

横浜の港街に生息するフリーのデザイナー。日々感じたコトを記録しています。

フリーランスになるまで「名刺作成」②

クリエイターたるもの、やっぱり目立ってかつカッコイイ名刺にしたい!
インパクトのある名刺がいいな。
でも予算的に低く抑えたい。。。

 

もろもろの葛藤を抱えながら自分の名刺作りは始まりました。

 

国内外の名刺サンプルをググりまくり、何パターンもサンプルを上げてはボツにしての繰り返しは続き・・・

 そして試行錯誤の末に完成したのが「二つ折りタイプ」になります。

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どうして二つ折りタイプに行き着いたのかといえば、とにかくインパクトがある!このひと言につきます(笑)

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もう一つの理由として、コストパフォーマンスがわりかし良かったこと。

標準タイプの名刺サイズだったら格安にはできるんですが、せっかく自分でデザインするんだし・・・とあれこれオプション料金を比較してみたところ、思いの外お手頃価格で印刷できることが判明。

やったぁ~~~~(^o^)

てな感じで、晴れてコストの面での問題はクリアできたので、次は二つ折りに”仕掛け”を考えることにしました。

 

これもただフツーに折りたためるだけじゃあ意味ないしな~、と再び何パターンもサンプルを上げてはボツにしてのループにハマること数日・・・


最終的に、この折り曲げたところに”アイコン”を置くことでやっと解決!

ちなみにここの部分はインクではなく、型押しタイプになってます。

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本当はパール箔押しにしたかったんですが、これを選択すると一気に値段が倍近く跳ね上がるために断念_| ̄|○

 

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意味があるようで特にないモノ、でもインパクトとデザイン的にはイイ感じに収めたくてこの形になりました。

 

昔からそうなんですが、デザインは必ずしも言語化しなければならないとは思ってなくて、感覚的に「これがイイ」と感じた方を優先させるようにしています。

もちろんプレゼンの時や他の人に説明する時は言語化出来るように準備はするけど、理由や理論よりも直感を優先した方が良いデザインになると信じています。

裏返せば、言葉には表せないケド違和感があるデザインにはちゃんと理由が存在してるものです。

 

ただ言語化するのにどう表現したらいいかが分からないダケで、その部分に囚われるあまり、肝心な自分の感性が分からなくなってしまっては本末転倒。

これはデザイナーに限らず、誰もが感じることが出来る能力だと思います。

 

デザインに正解は無いので、自分でこれだ!と思ったひらめきを大事にして、自分だけのイケてる名刺制作を楽しんでみてください。